ご挨拶|KJK

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代表取締役 須郷高信よりご挨拶

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初めまして、社長の須郷高信です。
私は38年間、日本原子力研究所(現日本原子力研究開発機構)で研究一筋に過ごしてまいりました。在職中にベンチャー支援制度の認定を受け、この環境浄化研究所を立ち上げ、国の研究者でありながら企業の社長に就任致しました。

国立研究機関の研究成果が社会で認知されるには、研究成果を暮らしに役立てる努力が不可欠であることを実感致しました。

これまでの研究を礎に「住み良い暮らし」を目指して、現代社会に適応できる生活福祉医療関連製品の開発と普及を目的に邁進いたしますのでよろしくお願い致します。

 話は変わりますが、最近腕時計の電池を交換したことがありますか?国産の全ての腕時計は3年以上電池交換が不要です。この長寿命電池は世界で初めて実用化に成功した日本独自の先端技術なのです。この開発のポイントは、「化学の接ぎ木技術」と言われる「放射線グラフト重合技術」の確立が決め手になりました。この秘密は私の200件の特許の中の17件に秘められております。




私は「放射線グラフト重合技術を応用した新素材の創製」をライフワークとして38年間過ごしました。海水に極微量含まれているウラン(塩粒の3,400万個に1個)やチタンなどを選択的に捕集する新素材の開発に成功し、国内外で8件の特許を取得致しました。その成果は、NHKテレビ等の「おはよう日本」や「サイエンスアイ」、「テクノマエストロ」、科学雑誌の「サイアス」等で紹介されるとともに、漫画ゴルゴ13「原子養殖」のモデルになりました。この技術を応用して、「GL消臭シリーズ」やドラッグストア等でお馴染みのカバマークが描かれた「イソジンウイルス立入禁止マスク」等を開発販売いたしました。

環境浄化研究所の製品は全て、これまでの研究成果を礎に快適生活用品として使えるように商品開発したものです。国立研究機関での研究成果から生まれた生活用品をお試しになって、先端化学技術の力を実感していただけたら光栄です。また、お試しになられた新製品の感想やご意見をお寄せいただけたら大変嬉しく思います。現在、新製品を開発中ですが、皆様のご希望やご意見を取り入れて世界に誇れる日本製品を完成させたいと思います。
皆様のご意見とご声援をよろしくお願い致します。


略歴

1965年 日本原子力研究所入所、放射線化学の研究に従事
1986年 放射線を利用した長寿命電池膜の企業化に成功
1989年 高性能有害ガス吸着フィルタの企業化に成功
1999年 海水ウラン捕集実海域試験に成功
1999年 開発室長の現職で「(株)環境浄化研究所」を設立
現  在 新しい生活福祉と環境浄化材料の開発・普及活動 

賞歴

1976年 科学技術庁長官賞 
1996年 向坊賞
2005年 「中小企業振興財団」技術経営特別賞
2005年 社会文化功労賞
2005年 「(社)発明協会」 発明奨励賞
2005年 「中小企業振興財団」優秀新技術賞
2006年 「(財)店舗システム協会」ビジネスモデル奨励賞
2008年 「日本原子力学会」原子力知識・技術の普及貢献賞
2009年 「中小企業異業種交流財団」優秀技術賞
2010年 平成21年度 日本放射線化学会 技術賞
2012年 「日本原子力学会」シルバー会員表彰
2012年 平成24年度 文部科学大臣賞 科学技術賞 LinkIcon賞状
2015年 第27回「中小企業振興財団」優秀賞・環境貢献特別賞

著書・共著

・吸着ハンドブック          NTS(1995)
・猫とグラフト重合(科学セミナー) 丸善(1996)
・発想のネタになる科学の本     講談社(1997)
・吸着技術便覧           NTS(1999)
・工場のゼロエミッション構築技術  オーム社(2002)
・Radiation Chemistry-Present Status and Future Trends
                     米国Elsevier Science B.V(2001)
・グラフト重合のおいしいレシピ   丸善(2008)
・新地場産業に挑む         日本経済評論社(2006)

研究紹介ネット:サイエンスチャンネル

サイエンスチャンネル

①眠る海洋資源を開発する最新技術
②海は資源の宝庫
③おもしろ科学の伝道師
④驚異の消臭技術 
⑤海からのリサイクル重金属回収
⑥抗菌処理で活躍“グラフト重合”

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